かつては曹洞宗の大本山であり、明治時代に本山が横浜市へ移転した後、「祖院」として別院扱いとなったお寺。広い境内には多くの伽藍が今も並んでおり、伽藍はお庭を中心とした回廊形式になっています。
その境内の一角にあり、平成21年に建てられた摘星館が宿坊として参拝者を迎え入れています。宿泊参禅は修行僧が付きっきりで指導をしてくれるため、本格的な修行を体験してみたい人向けの宿坊となっています。
夕方にお寺に入り、簡単な所作を教えてもらった後、夜に修行へ。坐禅堂で指導僧についてもらい、坐禅を体験しましょう。参拝客もいない夜の静かな境内で虫の声を聞きながらの坐禅は自分としっかり向き合える時間となります。
朝は4時に起床し、坐禅、朝のお勤め、食事、掃除という流れ。食事を食べ終わったあと、茶碗を沢庵で拭う所作や、入浴の際の水を粗末にしない清め方など、本来気をつけるべきことまで修行僧から教えてもらうことで、日々の暮らしに目を向けるきっかけも作れます。
寺社名 | 曹洞宗諸嶽山 大本山總持寺祖院 |
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住所 | 石川県輪島市門前町門前1−18−1 |
電話 | 0768−42−0005 |
チェックイン | 16:00 |
チェックアウト | 8:00 |
客室数 | 10室 |
宿泊備考 | 参禅拝宿は1泊2日〜2泊3日を基本に、長期も相談可 |