関東一円を臨む武蔵御岳山の山上にある武蔵御嶽神社。ここは日本武尊の東征での伝説にちなんだ「おいぬ様」信仰が生きる地。江戸時代に寺社参詣が盛んになると、神社を守り、参拝者へ宿を提供し案内や祈祷もする御師(おし)と呼ばれる人たちが講を組織、関東一円に信仰が広まっていったそうです。御岳山にはその御師の集落が今もあり、昔と変わらず参拝者や旅行者をもてなす宿坊を営んでいます。
かつては茅葺き屋根が多かった集落ですが、現在はその姿もまばら。数少ない茅葺き屋根を残す宿坊のひとつが「秋山荘」です。江戸末期から使い続けられている建物は、現代に生きる御師の信仰を体感できることでしょう。
荘主ご夫婦から聞く御岳山の話も、ここでの貴重な思い出となります。
























| 寺社名 | 武蔵御嶽神社 宿坊 秋山荘 |
|---|---|
| 住所 | 東京都青梅市御岳山59 |
| 電話 | 0428-78-8463 |
| 最大宿泊人数 | 20名 |