関東一円を臨む武蔵御岳山の山上にある武蔵御嶽神社。ここは日本武尊の東征での伝説にちなんだ「おいぬ様」信仰が生きる地。江戸時代に寺社参詣が盛んになると、神社を守り、参拝者へ宿を提供し案内や祈祷もする御師(おし)と呼ばれる人たちが講を組織、関東一円に信仰が広まっていったそうです。御岳山にはその御師の集落が今もあり、昔と変わらず参拝者や旅行者をもてなす宿坊を営んでいます。
「山香荘」は江戸時代から300年近い歴史を有し、現在も大正時代の建物で多くの参拝者をもてなし続ける宿。標高900メートル近い場所にあるため、眼下に関東平野を一望、夜景の素晴らしさは特筆すべき点です。
また大正期の日本建築の特徴を随所に見ることができ、骨董や古民具などの調度品も目を楽しませてくれます。文豪・浅田次郎氏の母方の実家でもあり、同氏も時折訪れるそうです。
























| 寺社名 | 武蔵御嶽神社 民芸のお宿 山香荘 一宮坊 |
|---|---|
| 住所 | 東京都青梅市御岳山137 |
| 電話 | 0428-78-8476 |
| チェックイン | 14:30 |
| チェックアウト | 10:00 |
| 客室数 | 14室 |