三井寺(園城寺)で体験できる修行・文化

修験道・山伏

山伏体験イメージ

修験道の総本山三井寺ならではの長等山修験を山伏の装束で体験ください。山伏の心得、装束の着方など修験道について僧侶が分かり易く指導します。

修験道の修行場としては、大峰山をはじめ全国には多くの霊山がありますが、三井寺のある「長等山」は、平安時代に三井寺の長吏をつとめた高僧・行尊大僧正(1055~1135年)によって三井修験の霊場とされました。
行尊といえば、百人一首の「もろともにあはれと思へ山桜花よりほかにしる人もなし」の作者として知られていますが、とくに熊野や大峰の山中で厳しい修行を積んだ修験道の行者でもありました。

◆1日の流れ
10:00 集合/座学
11:00 着替え
11:30 入山
12:30 休憩・昼食
15:00 下山・着替え
15:30 授与式
16:00 解散

◆ご準備いただくもの
・白い地下足袋(なければ山歩きに適した靴)
・白衣(なければ白い肌着。※長袖が良)
・タオル(2,3枚)
・飲み物
・念数(一般のものでも構いませんが、ご希望の方には修験道専用の「最多角念数(いらたかねんじゅ)」をご購入いただけます
・着替え
など

◆所要時間
約6時間(長等山入峰は約3時間)
◆募集人数
5名~15名
※和空 三井寺宿泊者様は2名様より参加可
※日本語以外の言語での対応はしておりません

朝のお勤め

観音堂(県指定文化財/江戸時代)

歴史ある朝のお勤めに参加し、心健やかな一日をお過ごしください。

毎朝、観音堂にてどなたでもご参加いただける勤行を行います。
参加希望の方は、AM8時までに観音堂にお越しください。

◆所要時間
20-30分程度
※日本語以外の言語での対応はしておりません

坐禅

座禅(止観)体験イメージ

西国三十三所観音霊場、第十四番札所の観音堂客殿での座禅(止観)体験。心がまえ・作法を分かり易く指導します。

座禅といえば禅宗と思っておられる方も多いのではないでしょうか。ところが、禅の起源は天台宗にあります。中国天台山(淅江省)において天台宗を開かれた天台大師智顗(538~597年)の『小止観』や『摩訶止観』といった著述は、座禅の作法を具体的に論じた仏教史上初めて集成された瞑想修行論の古典的名著として知られています。ことに『小止観』は禅の作法書として、今日に至るまでこれ以上の指導書はないといわれるほど宗派を越えて大きな影響を及ぼしました。そこから天台宗では、座禅のことを「止観」とも呼び、たいせつな修行法の一つとして重視しています。
三井寺の座禅(止観)は、天台の『小止観』に依拠していますが、とくに当山では、三井寺の祖師・智証大師円珍(814~891年)のお姿そのままに同じ姿勢で座るよう教えられています。当山には国宝に指定された智証大師像(御骨大師像と中尊大師像の2躰)が秘仏として廟所にまつられています。ことに御骨大師像は、寺伝によると智証大師の晩年から制作がはじめられ、大師の遺言に従って遺骨が像内に納められています。以来、三井寺では、このお像が智証大師のご生前のお姿そのままであると伝承し、座禅(止観)をするときも智証大師のお姿にならって座っています。

◆所要時間
約45分~60分
◆募集人数
5名~100名(100名以上は入れ替えにて対応可)
※和空 三井寺の宿泊者様は2名より参加可
※日本語以外の言語での対応はしておりません
※開催場所については変更になる場合がございます

写経

写経体験イメージ

写経に打ち込むことで日常の雑念から解放され、すがすがしい時間をお過ごしください。僧侶が心がまえ・作法を分かり易く指導します。

仏典を書写する写経は、日本では6世紀に仏教が伝来してから盛んに行われてきました。本来は経文を広く世に伝えることが目的でしたが、法華経などに写経の功徳を説いていることから世の中の繁栄や平和、自己の諸願成就を祈願したり、祖先の冥福を祈るなど様々な目的で写経が行われるようになりました。
どうか雑念を払い、心安らかに心身を鎮めて一字一字、一筆一筆に願いをこめて写経や写仏に取り組んでください。心をこめて浄書すれば、自分の心の中にある慈悲の心、優しさや思いやりの心をあらためて思い出し、より良き自分に出会える豊かな時間をもつことができるでしょう。

◆所要時間
約60分~
◆募集人数
1名~50名
※日本語以外の言語での対応はしておりません
※開催場所については変更になる場合がございます

仏像・仏具

ビーズブレスレット

京都の老舗 小野珠数店の職人が指導します。もっとも快適な長さのビーズブレスレット(木製)を参拝の記念に作成ください。

ビーズブレスレット(腕輪念珠)の制作体験を通じて仏教のことを身近に感じてもらいたい。このことを教えていただいたのは曹洞宗の方からでした。曹洞宗総合研究センターでは、東日本大震災に際し「被災地支援のための絵本・ビーズブレスレットを用いた傾聴プロジェクト」という活動を熱心に展開されました。このプロジェクトは、被災された方、かけがえのない方を亡くされた方々の悲しみや苦しみ、容易に他人には話しがたい心境を語っていただく。それもただ聞くのでなく、ていねいに耳を傾け、話し手の伝えたいことを共感して聴き取る「傾聴」は、大きな力を発揮したといいます。
ビーズブレスレットの制作は、被災者の方が話し出しやすいように、そのきっかけとなるようはじめられました。ビーズブレスレットという言葉も、この活動を通じて初めて考えられたもので、幼い子供たちから大人まで楽しく一緒にビーズブレスレットを作りながら会話を通じて互いの心が通じ合いはじめる。本体験もただ単に制作するだけでなく、一緒に様々な話しをしながら、心の洗濯をしていただければと考えています。
仏教の世界では、念珠は仏さまと心を通い合わせる大切な法具で、持っているだけでも厄災から身を守り、心の安らぎが得られるといわれています。心を込めて制作された数珠は、体験で得られたお気持ちとともに持ち帰っていただき、日常生活のなかで身につけて生かしてください。

◆所要時間
30~45分程度
◆募集人数
10名~50名
※日本語以外の言語での対応はしておりません
※開催場所については変更になる場合がございます

その他

光浄院客殿(国宝)特別拝観

【 特別拝観 】
通常は非公開の国宝・光浄院客殿を特別に公開します。桃山文化を直に体感してください。

通常は一般公開のしていない「書院造」の代表として名高い国宝建築・光浄院客殿を拝観していただけます。
日本の住宅建築の源泉となった書院造の代表的遺構。三井寺の僧で、瀬田城の城主として豊臣秀吉に仕えた武将でもあった山岡道阿弥景友の建立と伝える。内部の一之間、二之間には狩野山楽をはじめ狩野派による障壁画(重要文化財)があり、室町時代後期の庭園も名勝史跡に指定されている。書院の広縁に接するように名勝史跡の庭園が広がっており、建築と庭園が一体となった清澄で格調高い空間を感じることができる。

◆所要時間
20~30分
◆募集人数
3名~40名(40名以上は入れ替え制で対応可)

※勧学院客殿は平成30年秋まで、特別拝観を休止しております

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